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僕は眠れない(椎名誠)
評価 | ★★☆☆ | ||||
眠る | ★☆☆☆ | ||||
概略 | あの椎名誠が実は不眠症だという本 | ||||
誰向 | 椎名誠のファン、いくつか椎名誠の作品を読んだことのある人 | ||||
良い | 椎名誠が作家になるまでの私小説を読んだことがある人にとっては、これまでの彼の生きざまが、眠れないというキーワードで再編され、実はそうだったんだとわかる。椎名誠という、快眠の象徴のように見える人が実は不眠で悩んでいたこと知って、チョットほっとする。 | ||||
興味 | P52 動物の睡眠時間:1.ウマ 2.9時間、2.ゾウ 3時間、3.ウシ 4時間、4.キリン 4.5時間、5.ヒト 8時間、6.ウサギ 8.4時間、7.チンパンジー 9.7時間、8.キツネ 9.8時間、9.イヌ 10.1時間、ネコ 12.5時間、ライオン 13.5時間、トビイロホオヒゲコウモリ 19.9時間(ナショナルジオグラフィックからの引用)P90 眠りやすい場所:飛行機の離陸時、大きなテントの中、仲間達とキャンプでの1人用のテントの中 酒で眠るよりも、正しく処方された薬の方がよいことが分かる。 キャンプや旅先の方がよく眠れる。 |
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残念 | 作家という特別な生活サイクルなので、どうすれば眠れるようになるかのヒントはあまりない。結局最後はクスリに頼るしかないのかと考えさせられる。 | ||||
著者 | 椎名誠 1944年生(出版時69才) | ||||
略歴 | 作家 | ||||
出版 | 2014年/新潮新書 720円/新書版/196頁 | ||||
目次 | 1章 はじまりは唐突にやってきた2章 勤めをやめるか、どうするか
3章 ライオンのように眠りたかった 4章 見知らぬ女が押しかけてきた 5章 なぜ眠る必要があるのだろう 6章 こころやすらかに寝られる場所は 7章 睡眠薬は脳に何をしているのか 8章 ポル・ポトの凶悪にすぎる拷問椅子 9章 イネムリが人生で一番ここちよい 10章 睡眠グッズはどれほど効くか 11章 やわらかい眠りをやっと見つけた |
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「朝がつらい」がなくなる本
評価 | ★★☆☆ | ||||
眠る | ★☆☆☆ | ||||
概略 | 快適睡眠、目覚めについて網羅的に書いた本 | ||||
誰向 | 快適睡眠の入門書として | ||||
良い | 快適に眠ることについて、網羅的に書いてある。 | ||||
興味 | P5 夜眠くなる時間はその日起床した時間で決まる。起きてから14~15時間で眠気を誘う睡眠ホルモンが分泌され始める。P55 入眠に適した曲: ショパン:前奏曲第7番イ長調 作品28の7、子守歌変二長調 作品57 バッハ:マタイ受難曲BWV244 第26曲 私はイエスのそばで目をさましていよう、第47曲 あわれみたまえ、わが神よ モーツアルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス K618 ※小音量で聞くこと。 P79 入眠儀式 |
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残念 | 一般的な話しが多く、あまりこの本でしか知りえないことがない。 | ||||
著者 | 梶村 尚史 1955年生(出版時52才) | ||||
略歴 | 睡眠医療認定医・精神保健指定医・むさしクリニック院長 | ||||
出版 | 2007年/知的生きかた文庫 533円/文庫版/205頁 | ||||
目次 | 1章 朝、爽快に目覚めるための方法2章 ぐっすり眠れる人の、こんな「いい習慣」
3章 朝型人間に生まれ変わる、とっておきの方法 4章 朝に強くなるための「睡眠の常識」 5章 <ケース別>朝に弱い人の10の共通点 6章 <タイプ別>「明日の朝」から目覚めをよくする方法! |
眠りたいけど眠れない
評価 | ★★☆☆ | ||||
眠る | ★☆☆☆ | ||||
概略 | 心の健康を睡眠の観点から大学教授等8人が寄稿した本 | ||||
誰向 | 幼児、子供の睡眠など世代別の睡眠の知識を得たい人に | ||||
良い | 各章を大学の先生が寄稿したまじめな本。シフト勤務対策の係留睡眠は参考になる。
幼児、子供の睡眠習慣についての記述は参考になる。 |
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興味 | P19 保育園での昼寝の習慣の影響が約2年もの間、持続する可能性がある。P112 睡眠時無呼吸症:夜間7時間以上の睡眠において、10秒以上の呼吸停止が30回以上、しかも1時間あたりの無呼吸回数が5回以上存在する。健康な人でも一夜に10~20回くらいの無呼吸は起こりえる。数が少ないうちは、病気とは言わない。
P203 分割睡眠パターン:8時間睡眠を2分割してとる。 P208 短時間睡眠への挑戦:15分の睡眠を6回、1日で計90分寝る(ダビンチ型睡眠)—失敗。 |
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残念 | どちらかというと一般的な知識が多い。まじめな記述だが、ちょっと退屈。 | ||||
著者 | 堀忠雄(編) | ||||
略歴 | 記載なし | ||||
出版 | 2001年/昭和堂 1500円/B6/227頁 | ||||
目次 | 1章 お昼寝がつくる幼児の夜更かし2章 夜型社会が子供の世界まで広がった
3章 働きざかりの快適睡眠法 4章 高齢社会の快適睡眠 5章 イビキをかくので眠れない 6章 時差ぼけ症状を克服する 7章 交代勤務の生活管理 8章 危機管理と睡眠管理 |
快眠と不眠のメカニズム
評価 | ★★☆☆ | ||||
眠る | ★☆☆☆ | ||||
概略 | 睡眠・不眠に関する概略をまとめた本 | ||||
誰向 | 睡眠・不眠の概略を簡単に知りたいひと | ||||
良い | 随所にページの要約が書いてあり、理解しやすい。ベッド、エアコンなど具体的な商品紹介がある 。 | ||||
興味 | P30 アルコール功罪:中程度のアルコール摂取(体重1kgに対してアルコール1g)、レム睡眠が減少し、睡眠段階3,4の徐波睡眠が増加するという。アルコール濃度が下がる睡眠後半では、逆にレム睡眠が増える。 アルコール依存になると途中覚醒、しばしば悪夢を伴う途中覚醒が増える。P32 タバコは睡眠の邪魔:ニコチンは2時間睡眠を妨げる。喫煙者の睡眠時無呼吸症候群は非喫煙者の2.5倍。 P148 「睡眠クリニック」のエアコンはどこもダイキンの「うるるとさらら」だった。 |
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残念 | 全般的に内容が浅いためか、説明に強引なところがある。メカニズムというより、医療面中心。 | ||||
著者 | 田中 匡 | ||||
略歴 | サイエンス・ライター、「睡眠医療」編集長 | ||||
出版 | 2007年/日刊工業新聞社 1200円/B6/173頁 | ||||
目次 | 1章 眠りのメカニズム2章 睡眠時間7時間の人が最も長寿である
3章 快適睡眠のためにすべきことは? 4章 不眠はつらいが、不眠症はもっとつらい 5章 いま話題の睡眠改善薬、睡眠導入剤とは? 6章 いびきと歯ぎしりは侮れないー睡眠時無呼吸症候群 7章 睡眠障害が、生活習慣病やうつ病の発生原因となる |
「眠れない」が治る本
評価 | ★☆☆☆ | ||||
眠る | ★☆☆☆ | ||||
概略 | 不眠を治すための軽めの本 | ||||
誰向 | 軽い不眠の人 | ||||
良い | 不眠とスッキリ起きる、両方の記述がある。 | ||||
残念 | ちょっと大雑把な箇所や説明が割り切りすぎている箇所がある。大体が一般論で、実例とは思えない。
「秘策」というほどのものではない。 |
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著者 | 鴨下一郎 1949年(出版時62才) | ||||
略歴 | 心療内科医、日比谷国際クリニック院長 | ||||
出版 | 大和書房 1300円/B6/214頁 | ||||
目次 | 1章 疲れているのに眠れないのは、なぜ?2章 眠れない夜をなくすための「睡眠の新常識」
3章 朝に強くなるとっておきの方法 4章 グッスリ眠るための20の秘策 5章 スッキリ起きるための20の秘策 |
不眠・過眠を治す81のワザ+α
評価 | ★☆☆☆ | ||||
眠る | ★☆☆☆ | ||||
概略 | 睡眠に対するOLなどのカキコミにクリニックの先生が専門的な観点からコメントをつけた本。 | ||||
誰向 | 眠りについて、みんなの知恵や思いを知りたい人 | ||||
良い | 軽くて、さらさらと必要な情報が取り出せる本。 | ||||
興味 | P37 運動習慣のない人は中途覚醒になりやすい。P68 眠気撃退方法(覚醒のツボ) ・中指の爪の生え際から2mm下のところの指の側面両側を思いっきり締め付ける。 ・手の親指の付け根で膨らんでいる箇所をボールペン等で思い切り押す。 |
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残念 | ネットの書き込みを集めた本で、内容があまりない。監修しているドクターのコメントを読むだけで用は足りる。
話がバラバラなので「81」のというタイトルをつけただけでは? |
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著者 | 河村哲、大手小町編集部< | ||||
略歴 | 風メンタルクリニック主宰、医学博士・精神科医専門医・精神保健指定医 | ||||
出版 | 2010年/保健同人会 800円/B6版/111頁 | ||||
目次 | 1章 不眠・過眠小町の知恵袋2章 知っておきたい 不眠・過眠の基礎知識 |